ワックスで作る鋳造について

鋳造とは?
長崎にある手作り結婚指輪の工房が採用しているのは、鋳造と呼ばれるものです。別名「ロストワックス製法」とも呼ばれています。
鋳造とは、鋳型に金属を流し込んで作るやり方を言います。真っ赤に溶けた金属が、鋳型に流し込まれる動画や写真を見たことがないでしょうか。小学校や中学校の社会科の教科書に、掲載されている筈です。真っ赤に溶けた金属を鋳型に流し込むやり方こそが、鋳造になります。日常生活において「鋳造」という言葉を頻繁に使うことはありませんが、実はかなり身近なものなのです。
結婚指輪にはワックスを使う
結婚指輪の場合、鋳造に取り掛かる場合はワックス(ロウ)を用います。ワックスで出来た指輪の周りを石膏で固めていきます。固めた石膏に熱を加えると、ロウが溶けて無くなります。溶けた部分に空洞が出来ると、型が完成です。
次に、完成した型に溶かした金属を流し込みます。金属が固めれば型から取り出し、研磨やダイヤモンドをセッティングして完成となります。
鋳造は海外の購入ブランドでも採用されています!
鋳造は、海外の高級ブランドでも実際に用いられているやり方です。海外の場合、型の元に使うのは3Dプリンターになります。専用の機械で指輪のデザインを読み込み、3Dプリンターに出力。後は先程解説した通り、溶かした金属を流し込んで完成へと繋げていきます。
海外ブランドは基本的に職人の手作りになりますが、3Dプリンターを使っていると聞くと、「本当に手作りと言えるのか?」と疑問を感じざるを得ません。
本当の手作りを堪能できる
2人が実際に手作りする場合、3Dプリンターを使うことはありません。直接ワックスを切ったり削ったりして、指輪の型を作ります。指輪の型が完成すれば、後は職人の手へ渡ります。
「手作り感が無い」という意見もあるでしょうが、熱々どころじゃないほどに熱せられた金属を用いるため、扱いには危険が伴います。また2人が手掛ける型の元は、指輪全体の仕上がりを大きく左右するものです。指輪の形・削れ具合等が全て反映されるため、「手作り感」が堪能できるでしょう。
