ピンクゴールドの結婚指輪は錆びます!
ピンクゴールドの悲劇を防ぐために
ピンクゴールドの結婚指輪は人気が高く、どこのブランドでも必ず1つは扱いがあるほど。しかしピンクゴールドの結婚指輪は、万能ではありません。扱い方を間違えてしまうと、錆びてしまう恐れがあります。
折角の結婚指輪。万が一指輪が錆びるようなことがあれば、ショックどころでは済まされないでしょう。でもこれから取り上げる内容をしっかり抑えておけば、悲劇は防げます。
ゴールドは錆びない筈の素材
元々ゴールドは、錆びに強い材質を持っています。金属が錆びる理由は、化学変化によるもの。空気中の酸素と金属が結びつくことにより起こるのが、錆びです。科学的には「酸化」と呼びます。ゴールドの場合は酸素と結びつきづらい材質を持っているため、余程の事が無い限り錆びることはありません。
しかし同じゴールドでも、ピンクゴールドは錆びます。正しくはピンクゴールドの中にある「銅」が、錆びるのです。
ピンクゴールドの錆びを遅らせる方法
ピンクゴールドの錆びを完全に防ぐのは、実質不可能です。錆はヒューマンエラーではなく、自然の成り行きで発生するもの。人間の力では限界があります。しかし普段のメンテナンスで、遅らせることは可能です。
まずは結婚指輪を水に触れさせない事。皿洗いや料理時に結婚指輪を外すだけでも、錆びを遅らせることはできます。指輪をつけたままお風呂に入るのも、温泉に入るのもNGです。また指輪を保管する際には、専用のケースに入れておきましょう。ケースに入れる前にクロスで丁寧に指輪を拭けば、綺麗な状態を保つことはできます。
万が一錆びてしまった場合は?
ただ繰り返すようですが、100%完全に錆を防ぐのは不可能です。どんなに丁寧にメンテナンスをしていたとしても、こればかりは避けられません。誰が悪いという話ではないのです。万が一指輪に錆が発生したら、購入した店に持ち込んでください。
錆が軽いものであれば、クリーニングで綺麗になります。状態が悪くなっていても、磨き直しで直る可能性も。磨き直しとなると有料になる場合があるものの、再び美しい結婚指輪を手にできることを考えると必要経費と言えるでしょう。